株と投資信託、どちらが儲かるのか
こんにちは、otuboです。今回は、投資信託(以下「投信」)と株、どっちが儲かるのかについて、解説します。
- そもそも投信と株がどう違うのかよくわからない。
- 自分は経済とか株とかよくわからないし、大きな利益は狙えないけど、投信に預けるほうが無難なんじゃないか。
こういった方向けの記事です。
さっそく結論ですが、僕は投信にお金を預けるのではなく、自分で株をおすすめします。
理由は、投信を選ぶということは、お金をどこに投資するか考えることを放棄し、丸投げしていることになるからです。
投資に興味を持ったからには、勇気が要るかもしれませんが、ぜひ自分で選んだ銘柄に投資してみてほしいです。
僕の場合、30万円の元手から株式投資をはじめて、最初の1年は2万4千円の利益でした。
これは約8%の利回りで、投信の分配金利回りランキングだと、30位くらい。まずまずです。
そして3年後の今、年で約40%資産を増やせているので、ランキング1位の26%を上回る運用成績です。
初心者の方でも、余裕で大多数の投信を上回れます。そして、数年後には投信はライバルですらなくなります。
以下、掘り下げて説明していきます。
投信と株の違い
投信と株の違いについて、簡単に確認しておきましょう。
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投信:投資家から預ったお金を、投資信託の運用会社が株などで運用し、リターン成績に応じて分配金をもらえるしくみ。投資家が手数料を払う必要がある、こともある。
個人の株取引:どの銘柄をいつ買っていつ売るか、すべて自分で判断する。
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お分かりのとおりで、違いは「投資判断を運用会社に任せるか、自分でやるか」ですね。
投信はプロに運用を任せられる、といえば安心できそうですか、果たして本当にそうでしょうか。
少し考えてみましょう。
よくわからないから投信でプロに預ける、は安易
投信を売っている販売会社は、投資家が商品を買ってさえくれればそれでよい。
運用会社が損を出しても、彼らのお金じゃないし、投資家に元本保証する必要もない。
がんばったけど、市況が悪いので無理でした、とレポートに難しい言葉を並べればいい。
儲かりまくっても、すべて投資家に還元する必要もないので、自分たちもおいしい。
信託にお勤めの方が読んでいたら申し訳ないですが、投資家が投信を買って損をしても、信託のプロは痛くもかゆくもないです。
投信に預けても、自分で銘柄を選んでも、負けるときは負けます。
であれば、「なんだ!俺の金を減らしやがって!」と投信にキレて終わるより、
自分で株を選んだ結果損をして、「次はどうすれば勝てるかな。」と考え続けるほうが、結果稼げるようになります。
自分で銘柄を選んで買ってみよう
今まで投資なんてしたことがないし、とりあえず投信に預けてみよう、となる気持ちはわかります。
ただ、よくわからないから他人に任せるというのは、運任せのギャンブルと変わらないです。
投資をギャンブルと感じる人が多いのは、投資が自分ごとになっていないから。
投資のギャンブル性をいかに下げか、少しでも損しない方向へもっていけるか、そんな心持ちが大切です。
そうはいっても、金融機関に勤めるプロに勝てるのかと思っている方。
金融機関で働いている人は、短期で売買するような株のトレードはできません(業界のルールで、入社時に誓約します)。彼らが購入できるのは、いわゆる投信やファンドと呼ばれるもの、債券くらいです。※参考リンク
証券会社のトレーダーであっても、お客さんのお金でトレードしているのであって、自分の資産でゴリゴリトレードはできません。
ニュースで解説してくれるアナリストの人たちも、他人にアドバイスはできても、自身で派手にトレードをかますことはできません。
他人にアドバイスすることと、自分でリスクをとり、感情をコントロールして稼ぐことは全く別のスキルです。
自分の資産を自分で選んだ株に投資できるのは、フリーな投資家の特権なので、ぜひ挑戦してみましょう。