大型株と小型株、どちらを買うべきか(株の選び方)

株式投資

大型株と小型株、どちらを買うべきか

株を始めてみたけど、銘柄を選ぶ基準がわからない。

今回はそんな方向けに、大型株と小型株という視点で、銘柄選びのポイントを解説します。

結論としては、買うタイミングに手掛かりがある大型株がおすすめです。

それでは、早速解説していきます。

大型株と小型株の違い

そもそも大型株、小型株の違いは何か。

ざっくりいうと、皆さんが聞いたことがあるような大企業は大型株、
比較的事業規模も小さく、実績がそこまで積みあがっていないのが小型株、というイメージです。

  • 大型株:時価総額や流動性が高い、東証1部上場(いまでいうプライム)の銘柄。
  • 小型株:時価総額や流動性が低い、ジャスダック(いまでいうグロース)の銘柄。

値動きが荒くて、いつか大化けするかもしれない小型株がいいのか。

それとも、大化けはしないかもしれないけど、これまでの実績もある大型株がいいのか。

前述のとおり、僕は大型株でこの3年、連続黒字を確保してきました。では、なぜ大型株だと勝てるのか、理由を説明します。

大型株は日経平均と連動する

僕が大型株をすすめる理由は、ズバリ「買うタイミングを決める手掛かりがある」からです。

そしてその手掛かりは、日経平均です。

日経平均は、上場銘柄を代表するものを抜き出した指標で、取引時間中は常に数字が動きます。
日経平均を構成する(影響の大きい)銘柄は、ほぼ大型株です。

そして、大型株は、おおむね日経平均の動きと連動します(日経平均が上がる日は上がり、下がる日は下がる)。

たとえば、日経平均が3日連続で1,000円近く上昇すると、これはかなり急騰なので、さらにここから短期間で上がる確率は低い。

なら、大型株で買い時だなと思っている銘柄があっても、このタイミングではやめておこうかな、などと判断します。

一方、小型株の場合、日経平均が上がれば、もちろんプラス材料ではありますが、大型株よりもリスクが高く、同じタイミングで上がるとは限りません。

小型株は、その会社のニュースがあったわけでもないのに、急に上がったり下がったりすることがよくあります。

日経平均は、なぜ上がった/下がったかが、ニュースを見れば理由付けがあります。こういった記事ですね。→ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB00003_R00C22A6000000/

小型株には、小型株全体の値動きの一体感は、大型株ほどなく、上がった/下がった 理由の手掛かりが、あまりありません。

株取引では、買うタイミングが重要です。そして、そのタイミングを判断する材料がより多いのが、大型株です。

手掛かりのある大型株で勝負する

以上のように、僕は売買のタイミングをつかみやすい大型株で、利益を積み重ねています。

日経平均がある程度下げ止まった、かつ個別でもそろそろ下げ止まりではないか、という大型株を見つけられたときは、ここだと決めて買いを入れています。

小型株は、なぜ上がった/下がったのか、どうしても手掛かりが見つかりにくいので、僕的にはギャンブル感が高めの印象です。

とはいえ、同じ銘柄でも、皆さんの性格によってとらえ方がまるで違うので、自分の感覚は大事にしてほしいです。

それでは、コツコツ勉強しつつ、売買していきましょう。

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