サラリーマン投資家は、どう時間を使えばいいのか
こんにちは、otuboです。
今回は、副業投資家の時間の使い方、というテーマでお話していきます。
今企業に勤めていて、副業で株式投資をはじめてみたい方向けの記事です。
僕自身、元サラリーマン(パナソニック)で、これまで2年近く、働きながら株式投資に取り組んできました。
今はフリーランスで生活しており、株では月収2桁万円を達成しています。
副業で投資していた頃は、株に取り組める時間こそ限られていましたが、だからこそ効率的に情報収集、判断する工夫ができたと思います。
副業投資家は、ある意味市場と適度な距離感で取り組めるので、おすすめです。
今回は、僕がサラリーマン時代、時間をどのように使って株を売買していたか、紹介します。
週末はゆっくり銘柄を選ぶ
株式市場が開いているのは、月~金の、9時~15時。
そう、皆さんが働いている時間と、もろかぶりなんですよね…
なので、いわゆる「1日中チャートの画面に張り付く」みたいなやり方はできません。
とはいえ、基本的には市場が空いている時間のなかで、売り買いの判断をしないといけません。
ここで株のトレードに必要なステップを整理すると、以下3つに分けられます。
- 銘柄の選定(どの株を買うか) →週末にゆっくりやる
- 相場のチェック(主に日経平均の動き) →平日の朝&昼休み&仕事終わりにチェック
- 売買の判断(その日に買う/売る or 買わない/売らない) →平日の朝or昼休みに判断
1. 銘柄の選定は、僕は週末にゆっくりやっていました。
平日ではじっくり分析する時間がないのと、通勤中の電車とかで「これ上がんじゃね?」などと、出勤前のざわついた心で判断すると危険だからです。
平日の、値が動いている時間に銘柄を選ぼうとすると、目の前の秒単位/分単位の値動きに夢中になり、日単位、週単位、月単位でのトレンド、年単位での業績など俯瞰で見た情報を軽視しがちです。
ほかにも、銘柄を選ぶときに気をつけたいことは多々あるのですが、ここでは脱線してしまうので、このくらいにしておきます。
平日に相場をチェックし、売買を判断する
ある程度銘柄を絞ったら、市場が開く平日に、2. 相場のチェックと、3. 売買の判断 をしていきます。
この銘柄を今売買するのが正しいか、という判断ですね。
2. 相場のチェック は、その日の日経新聞をできるだけ読むことにつきます。
時間がなければ、マーケット欄だけでも、ヘッダーだけでもいいから読んで、なぜその日の日経平均が上がった/下がったのかを、チェックしましょう。
僕は、香港在住で日本と時差があり(1時間遅い)、通勤時間帯にちょうど東証が動き始めていたので、バスや電車内で日経を読んでいた感じです。
日本だと、8時台ではまだ市場は開いていないですが、前日のアメリカ市場の動きや、その日の日経の先読みなど、読める記事はあるので、それを読みましょう。
お昼休みにご飯を食べつつ、日経を流し読みするのもありです。
/(参考)日経新聞の読み方
3. 売買の判断
これを働いている平日にやらざるを得ないのが、副業投資家の厳しいところでもあり、うまくやれば有利になりえる点です。
売買の判断をする前に、
1. 銘柄の選定 である程度買い時だと思った銘柄を選び、
2. 相場のチェック で、今の日経平均的にも買い時(上がり切ったところではない、もしくは上昇余地がある)であることを確認しておきます。
そのうえで、平日に、その銘柄の値を見て、買うかどうか(既に保有している銘柄があれば、売るかどうか)を判断します。
ただ、サラリーマンは、勤務中にこそこそ値動きを見るわけにはいきません。
現実的には、指値を入れておくか、昼休みに決断するかとなります。
指値を使うことで、いくらで売りたいと指定しておけるので、画面を見張る必要はありません。
どうしても、その時の値をみて売買したいという方は、お昼休みですね。
東証の昼休みは11:30~12:30なので、12:30以降に会社の昼休憩をとれる方は、その間にさくっと確認、売買を判断できます。
平日働いていると、時間的に制約がかかるので、不利だなと思うかもしれませんが、僕はある程度市場を距離を保って判断することになるので、有利でもあると思っています。
僕は実際、お昼休みにちらっと値を見て、
「よし、もう十分上がったし、そろそろ売るか。」
といった感じで決断していました。
これが、1日中値を見れてしまうとなると、
「いや、まだ上がるかなぁ。あ、言ってるそばから、上がり始めた!」
などと、気をもみ続けてしまいかねないです。
サラリーマンでも時間はある
今回は、副業で株式投資をはじめたい方向けに、平日と休日、それぞれどう時間を使うのがよいか、僕の経験をもとに解説してきました。
まずは週末や祝日など、時間のあるときに勉強、気になる銘柄をチェックするところから、始めてみましょう。
平日は時間がないように思えますが、結局はその日に「買う/買わない」を決断するだけで、時間をかけたから正しい判断ができるわけではないです。
むしろ時間をかけることで、迷宮入りすることの方が多いのが実情です。
うまく時間をつかって、毎月の給料に株の利益を上乗せしていきましょう。
やがて、蓄積された投資スタイルが、お小遣い以上の収入を生む日がやってきます。
それでは、今回はこのへんで記事を終えます。